2017年9月24日日曜日

全国都道府県委員長会議の報告(2017年9月21日)

9月28日に召集される臨時国会冒頭で、安倍首相が衆議院を解散し、総選挙となる可能性がきわめて濃厚になりました。総選挙は、10月10日公示、22日投票となることが想定されます。

1月に開催した第27回党大会では、総選挙について二大目標を決定しています。(1)野党と市民の共闘を発展させ、総選挙でも選挙協力を行い、衆議院における「改憲勢力3分の2体制」を打破し、さらに自民・公明とその補完勢力を少数に追い込むことをめざす。(2)2013年参院選に始まり、14年総選挙、15年統一地方選、16年参院選と続いている日本共産党の“第3の躍進”を大きく発展させる。

 この二大目標を何としても達成することを揺るがずに堅持して、歴史的総選挙をたたかいぬく決意を、まずみんなで固めあいたいと思います。

そこで今日、この会議で意思統一したい中心点は、野党共闘の「様子見」に陥ることなく、全党がただちに臨戦態勢を確立し、当面の政治論戦の中心点をつかんで、「比例を軸」にした日本共産党躍進のために、ただちに全有権者を対象とした大量宣伝、対話・支持拡大に打って出る――ここにあります。わき目もふらず打って出て、日本共産党躍進の大波を全国でつくりだす。これが今日の会議の中心点です。そのことが共闘を成功させる最大の力にもなることを、まず強調したいと思います。